第34章 決勝、その後。
私は蛍君を車に乗せ自宅へ向かう。
家に着くと、食事の準備をするためキッチンへ向かった。
なんとか蛍君が寝る前に食事を完成させテーブルに並べる。
今日のメニューは鶏肉の照り焼き、ほうれん草のごま和え、茶碗蒸し、ジャガイモとわかめのお味噌汁。
ありがたいことに全部完食。
食べた後には蛍君の大好きなショートケーキを冷蔵庫から出す。
前に蛍君に教えてもらったケーキ屋さんのショートケーキを買ってきておいた。
ご飯しっかり食べたのにケーキは別腹と言わんばかりにケーキを食べてる。
そのあとはお風呂に入って、いつ寝てもいいようにベッドで2人でくっつく。
私は最近の定位置になってる蛍君の足の間に座り、蛍君に背中を預けた。