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年下のオトコノコ【HQ】
第33章 決勝戦vs白鳥沢
烏野のみんながベンチに戻るのを見て私は観客席から飛び出した。
急いで階段を下る。
高いヒールが早く降ろうとする気持ちを邪魔をする。
その場でパンプスを脱ぎ片手で持って走る。
下まで下り切ると体育館から移動してくる烏野のみんなの声。
涙が止まらない。
みんなを祝福しなければいけないのに
私が呼んだのは
蛍君の名前だった。
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