• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第33章 決勝戦vs白鳥沢



試合終了のホイッスルが鳴り響く。

『か…った?』

烏野側の観客席がにわかに騒ぎ立つ。

烏野の観客席からは歓声、
白鳥沢の観客席からは落胆の声が聞こえる。

仁花ちゃんは緊張の糸が切れたのか倒れ、冴子ちゃんが支えている。

先輩2人は声をあげて喜んでいる。

『勝った…』

感情が追いつかない。

コートでは3年生が肩を寄せ合い泣いていた。
ベンチのみんながコートに走った。

田中君が影山君と日向君を抱きしめている。


3年生は次々に1、2年生を抱きしめている。



「「「ありがとうございました。」」」


両学校の声が体育館に響き渡った。

/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp