• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第5章 目指せ!赤点回避!〜ハラハラの勉強会〜


side菅原

目の前にいた椎名さんがバランス崩したからとっさに腕を伸ばして抱きとめてしまった。

最初は何が起きてるかわかんないような顔してたけど、気づいたら顔を真っ赤にさせて俺から離れようとしてる。


だから意地悪したくなってそのまま俺の腕の中に抱きとめた。





周りに人がいようが関係ない



目の前で揺れる高めに結い上げた髪の毛。
身じろぎするたび香るシャンプーの香り。

抱きとめている腕を遠慮がちに押す少し冷たい手。

何もかもが可愛くなってさらに腕に力を込めると赤い顔がもっと赤くなる。




可愛くて

目の前のうなじに口づけするように近づき




触れる……


































前に彼女は腕の中からいなくなってしまった。



/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp