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年下のオトコノコ【HQ】

第31章 代表決定戦2日目〜因縁の対決〜


烏野のみんなは1度学校に帰り、ミーティングをするらしい。
私は急いで編集部に戻り、用事を済ませることにした。



『お疲れ様でーす!』
編集部に入ると編集部の皆々様が私の帰還を待ちわびていたかのように私に話しかけてくる。

「ちょっと!烏野バレー部決勝だって⁈」
「明日俺らも応援いこうって話ししてたんだよ!」
「今日も青城と接戦だったって聞いたよー!」
『そうなんですよ!録画してきたんで観ます?』

なんて話をしていると編集長が部屋に入ってきた。

「そろそろMスタ宮城はじまるぞー!」

その声を聞くないなや誰かがテレビのリモコンを操作し、テレビをつける。
Mスタ宮城って言うのは宮城のご当地番組。

今日のスポーツで春高予選の結果を映し出している。
番組では勝った烏野より負けた青城の方を長く映していた。

『ちょっと勝った烏野をもっと映して欲しいんですけど…』

相当不機嫌な顔をしていたのか隣にいた先輩にまぁまぁとなだめられる。

「明日の烏野の相手!出てきましたよ!」

言われるがまま画面に齧り向くように観る。


白鳥沢、準決勝ストレート勝ちか…


明日、どんな試合になるだろう…



『明日空いてる人応援に来てくださいねー!
仙台市体育館で11時からです!』

明日の宣伝をしつつ私は編集長に近寄った。


『編集長、お疲れ様です。ちょっと明日の試合でお願いがあるのですが…』
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