第31章 代表決定戦2日目〜因縁の対決〜
「キス…してください。」
確かに不安にさせた。
でも…
でも!
「今…ここで」
ってことは及川君の前ってことでしょ⁈
「俺は別にいーけどー」
ちょ!味方がいない‼︎
「どうします?今キスするか、後からお仕置きされるか。」
どっちも嫌ですけど…
「お仕置きとかやーらしー☆」
『誰のせいで…』
「どっちがいいですか?」
もうどうにでもなれっ!
私は蛍君の胸元をぐいと掴むと齧り付くように口付けた。
『これで…「これだけですか?」
………は?
蛍君?
「こんなおこちゃまなキスで僕が満足すると思ってるんですか?」
蛍君は
にやりと笑い
「こうやるんですよ…」
私の腰を引き寄せ
深く口付けた。