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年下のオトコノコ【HQ】
第31章 代表決定戦2日目〜因縁の対決〜
及川君のサーブが宙を舞う。
威力を増したボールはばちぃぃぃぃんと音を立て跳ねる。
これがサーブ…
まるで大砲
みんなが言葉を失った。
烏野22-青城24
青城マッチポイントの所でタイムアウト。
後がないギリギリの状況。
それなのにみんなは頼もしい顔をしている。
「触りゃーなんとかなる。負けねーよ俺たちは?」
孝支君が澤村君と東峰君の背中を叩く。
それだけで気合いが入る。
自信につながる。
みんなが祈るように見つめる中、
試合は進み始めた。
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