• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第25章 怒涛の東京出張‼︎2日目〜観光編〜



『みんなおはよう。』

おーすとかおはようございますとかいろんな挨拶の声が聞こえる中、リエーフ君はなんか不思議そうな顔をして私の顔を覗き込む。

『リエーフ君?私の顔になんかついてる?』

「かのさん…今日すっぴん?ベースのメイクしかしてない?」

うそ!なんで気づくの!

本日のメイクは朝時間なくて、日焼け止めとBBクリーム塗って眉毛を書いただけ。

グロスは持ってきて食事後に塗ったんだけど…

「いつもより顔が幼くてかわいーっすね!
でも合宿の時もちゃんとしてたのに珍しいっすね?」

不思議そうに私を見るリエーフくんに私はなにも言えない…

そんなリエーフ君は今日は体のラインよりやや大きめの、ロゴの入った白Tにサルエルパンツを7部丈までまくり野球帽をかぶっている。

「化粧薄くなるくらい朝、忙しかったのか?」

鉄朗はなんとなくわかってるみたいでニヤニヤしながら聞いてくるから余計にタチが悪い。

鉄朗は、白VネックTにカモフラ柄の細身のスウェットパンツを合わせている。

「何?寝坊かー?」

なんて純粋に心配してくれるのは光太郎。
優しさが身にしみるよ…

そんな光太郎は昨日とガラッと雰囲気を変えて、デニムシャツをまくり、カーキのワークパンツを履いている。
昨日も思ったけれど、こういう格好も似合うわねー。

「そんなにギリギリまでシてたんですか…?」

京治さんそんなにはっきり言わないでください。

心が痛い…

京治は白のワイシャツの下にネイビーのボーダーのTシャツを合わせ、下にはチノパンを合わせていた。


「すこしは察して何も言わないとかないんですか…?」

ちょっと‼︎蛍君やめて!
バレるから!

そんな蛍君は裾の近くに1本黒のラインが入った白のざっくり胸元が開いたTシャツに黒のスキニーを合わせている。



なんだろう…
このメンバーいろんな意味で目立つ。


/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp