• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第23章 怒涛の東京出張‼︎1日目夜編



一ノ宮にもらったデータをパソコンで確認していると、一ノ宮を送りに行った蛍君が帰ってきた。

『おかえり。』

パソコンをいじる私が気になるみたいで蛍君はパソコンの画面を覗く。

「何してるんですか?」

『貰った写真データ確認してるの。』

「一緒に見てもいいですか?」

ちょっと考えた後、やることやっておいたほうがいいかななんて思ったため、お風呂を促す。

『先にお風呂ね?』

ちょっと残念そうな顔をしてお風呂の準備をしている蛍君に、待ってるから一緒に見ようって誘うと「1人で先に見ないでくださいよ」って釘を刺されてしまった。

蛍君がバスルームに行くと手持ち無沙汰になり、私はスマホを開いた。

チェックしない間に何件か未読のメッセージがあった。

第3体育館組のグループは後で確認するとして、

後は…











一ノ宮だ。

メッセージを確認すると…





ほ:先輩笑えてるみたいですね。

ほ:向こうでいい人たちに会っていい仕事できてるんですね?

ほ:安心しました。

ほ:今度また食事に行きましょう。


やっぱり…
心配かけてたか…

”あいつ”と別れた後かなり荒れてたしな…

多分今日の出張っていうのは口実で、本当は地方に飛ばした私が向こうでいきいき仕事をしているかを見るために呼ばれたんだろうな。

でも編集部のみんなの顔見れてよかったな。


なんて思いながらスマホを見ながらくすり、笑ってしまった。

/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp