第21章 怒涛の東京出張‼︎準備編
その時、私と蛍君の携帯に同時にメッセージが入る。
2人同時に見ると
黒尾君からだった。
黒尾:烏野春高一次予選突破したんだってな!
おめでと!
グループメッセージとして来たので、どんどんメッセージが続く。
木兎:まじか!
木兎:からすのやったな!
木兎:すげえな!ツッキー!
赤葦:木兎さん文章でもうるさいです
灰羽:かのさーん!げんきー?
灰羽:かのさーん会いたーい!
灰羽:かのさーんあいしてるー!
黒尾:リエーフうるせー!少しは黙ってろ
見てるだけでも騒がしい。
私と蛍君は、そっとスマホを閉じた。
ら、タイミングよく私の携帯が鳴る。
画面を見ると『黒尾 鉄朗』の名前。
電話、取らなくていいかな?