第20章 春高予選!一次‼︎
みんなは着替えを終え、帰宅するために歩き出す。
日向君は忘れ物をしたらしくさっきまで荷物を置いていた場所まで戻っていった。
日向君と忘れ物がないか点検に行っている潔子ちゃんを待っていると、いつの間にか隣には蛍君がいた。
「あの『約束』忘れてないですよね?」
にこり
優等生の顔で笑う。
『わすれてなんてないよ?』
私も負けじと営業スマイル。
『部活休みの日、後で教えてね?』
そう言うと今日の結果を知らせるため、又、今日の結果をまとめるため私は先に体育館を出て編集部へ向かった。