• テキストサイズ

年下のオトコノコ【HQ】

第17章 合宿最終日‼︎〜ラストの試合は梟谷と〜



日向君がブロックを飛びボールにワンタッチする。
それを影山君がカバー。

それを見た西谷君が走りだしラインを踏み越えジャンプトス!
からの東峰君のバックアタック!
連携はうまくいったがラインを超えてしまいアウトになってしまった。

トス低かったーと嘆く西谷君にフォローする東峰君。
でも結局西谷君に言い負かされてるよ…
どっちがセンパイよ…

「それでいいぞー!ガンガンいけ!」

今回の失敗は次につなげるためのものだから…

ーーーーーー
烏野の攻撃は続く。

西谷君のレシーブ。

澤村君の「今!」の掛け声で澤村君、東峰君、田中君、蛍君が走り出しスパイクを打つために次々飛ぶ。

影山君のトス

からの田中君のスパイク!


ノーマークだったためスパイクは綺麗に決まった。

「ッシャァァァァァ!」

久しぶりのスパイクに田中君が感動している。

「スパイクキマルマジキモチイイ」

感動しすぎてカタコトだ。
そんな田中くんに私、蛍くん、東峰くんがツッコミを入れる。

「『泣いてる』」

「片言になってる」

「だってこんなに気持ちよく決まるの久々っすもん。」

言い返してきた田中くんはいまだに目が潤んでる。
確かに負けっぱなしだったもんね…

コートの向こうから木兎君が悔しそうに呟いている。
「チックショー!あっちこっちから攻撃しやがってー‼︎」

木兎君の表情がやや怒りに変わってきているのがなんとなくわかった。


/ 454ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp