第16章 合宿後半戦‼︎(4、5日目)
休憩の後、また再開される3on3。
ネコチームからスパイクを決められるフクロウチーム。
そこを日向君がホギャ?ふぎゃ?みたいな声を出しながらボールを拾う。
「くっ…赤葦カバー!」
木兎くんの一声で赤葦君が急いでボールを追いトスを打つ。
「すいません!少し低い!」
ボールを確認しながら木兎君がスパイクのために走り出すと黒尾君が1年2人に言う。
「囲いこめー!ブロックの面積広げろー!」
ブロックは2枚。それも蛍君とリエーフ君の約190㎝組。
「クッソ!今日もでけーなー1年のクセに!」
木兎君はにやりと笑いながらリエーフ君の手に1度当て、戻ってきたところを自分でボールをあげる。
「もう一回だ!いいトスよこせよ!あかーし!」
その言葉を聞いた赤葦君が木兎君の一番打ちやすいトスを上げる。
それを受け木兎君はストレートでスパイクを決めた。
「キタァー!ヘイヘイヘーイ!」