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年下のオトコノコ【HQ】

第14章 夏の長期合宿3日目‼︎




私達はわたわたと片付けをし、食堂が閉まるギリギリのタイミングで食堂に滑り込み食事を頼んだ。

食堂のおばちゃん…もといお姉さんに、「昨日酔っ払ってたけど大丈夫だった?」なんて声をかけられてしまい、私は顔から火が出そうなくらい恥ずかしい思いをしてしまった。

席に着くと、日向君、木兎君、リエーフ君の食事の量に驚く。

『そこの3人…よく食べるね?』

軽く3人前くらいありそう。見てるだけで胸焼けする…

ちなみに黒尾君は1.5人前くらい?
赤葦君と蛍君は1人前ずつ。
私は野菜サラダとスープのみ。

「つか、椎名さんそれで足りるんすか?」

『私、君たちみたいに動いてないからね?油断して食べたらすぐお肉になっちゃう。』

そう、リエーフくんに言えば、黒尾くんがにやりと笑う。

「いやいや。椎名さん細いぜ?無駄な肉ついてねーし!」

「しーなさんは細すぎる!もう少し肉ねーと触り心地悪い!でもしーなさんふくらはぎの筋肉きれーだよなー。」

「黒尾さん、木兎さんセクハラです。」

なんだこのマシンガントーク。
エロトーク混じりなのが気になるけれど…



「ゴチソー様でした!」

私達が話をしていると、日向くんがパチンと手を合わせ立ち上がる。

『えっ!もう食べたの?』

あの量を…
1番ご飯の量が少ない私ですら食べ終わってないのに。

「今から走り込み行きたいんで先行きます!」

「…体力底なし。ってかそれだけ食べてよく成長しないね…」

「にゃにおー!このデカ島!のっぽ島!」

日向君は蛍君に突っ掛かりに行くが片手で静止させられている。

「チビすぎて見えないよりマシですー。」

いやー蛍君生き生きしてるなー。

「ぜってーオレ月島追い越す!」

「何年先になるかわかんないけどせいぜい頑張ってね?」

日向君は妥当月島ぁぁぁって怒りながら食器を片付け食堂を出て行った。



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