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年下のオトコノコ【HQ】

第13章 夏の長期合宿2日目‼︎



体育館ではすでに試合が始まっていた。

キョロキョロと周りを見渡すとちょうど猫又監督と武田先生、繋心センパイが一緒にいた。

『あの…寝坊しました。すみませんでした!』

そういい頭をさげると、猫又監督がからからと笑う。

「お嬢ちゃんがこんなに酒に弱いとはなー。付き合わせて悪かったな!』

「あの後部屋に帰れたか?」

『大丈夫ですよー。子供扱いしないでください』

繋心センパイにはそう言ったが、自力で部屋に帰れなかっただけに後ろめたさがあり、私は目を逸らした。

「食事、まだなんでしょう?
こっちの状況はまた後で教えますからまずは身支度を整えてきてください。」

武田先生がにこやかに笑う。

『本当に申し訳ないです…
では早めに戻ってきますね?』


そう言い体育館を出ようとすると丁度試合が終了したらしい赤葦君に肩を叩かれた。





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