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年下のオトコノコ【HQ】

第3章 初夏 再開





「あれ?椎名?」

かけられた声の方を振り向くと金髪で目つきの悪いお兄さんがこっちを見ている。

こんな知り合いいなかったような…

「あぁ、この人はバレー部のコーチをお願いしている烏養 繋心(うかい けいしん)くんです。」


武田先生に紹介され、一生懸命知り合いの顔を思い出す。

うかい…うかい…

『って繋心センパイですか⁉︎』

「椎名なつかしいなー!こっち戻ってきたんだな!」

懐かしい先輩との再会にびっくりすると同時に嬉しくなる。


『その話は部活終わってからで!今日は仕事できてるんですから。』

仲よさげに話をしていると不思議に思ったのかオレンジの髪の毛の小さめ…って言っても私より大きい子が繋心センパイに話しかける。

「コーチ?知り合いですか?」

「おう!俺が烏野バレー部の時のマネージャーだ!」

「「「おー!」」」

『椎名 夏乃(しいな かの)です。本日は取材できました。
よろしくお願いします。』

自己紹介をすると体育館にみんなの元気な声が響き渡った。


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