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年下のオトコノコ【HQ】

第3章 初夏 再開




烏野高校に行ったことすら遠い記憶になりかけていたある日のこと。

過去、強豪と言われていた烏野高校バレー部がインハイベスト8になったため取材に…との依頼を受けたため、早速アポを取り、カメラを片手に烏野高校に向かった。


職員室に挨拶をしに行くと顧問の先生が出てくる。
小柄で童顔、ちょっと頼りなさそうだな…

「顧問の武田一鉄です。この度はありがとうございます。」

『○○社の椎名 夏乃と申します。こちらこそありがとうございます。どうぞよろしくお願いします。』

事務的な挨拶が終わると先生とともに体育館に向かう。

「今年は3年生も春高予選まで残るって言ってくれてるんですよー」
なんていろいろ話を聞いているとすぐに体育館に着いた。

先生が体育館の扉を開けると各自練習していたバレー部の面々が集まってくる。


集合の声がけの中に雄叫びや天使だの何だの聞こえた気がするのはきっと気のせいだろう。


気のせいだと信じたい。



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