第1章 家出しました。
一方その頃白雪姫の継母はというと...
「あぁぁぁぁ!!どうしましょう!白雪が!白雪が家出をしてしまったわ!」
「どうしたんすか女王様?」
「あら、鏡じゃない!あのねぇ、白雪が家出しちゃって...」
まてまて、なんで鏡敬語使わねんだよ。女王様もそこ気付けよ。
「あの人もう30過ぎてるんすよ!?いいでしょ、家出くらい。迷子になる訳じゃなしに。もういい大人なんだからさっさと森で旦那でも見つけて捕まえてきてくれりゃいいんすよー。」
「いやぁよぉ。私の可愛い白雪ちゃんを小汚いそこらの男なんかにやれるもんですか!」
(あれ?あの人そんなに可愛かったか??)
「まぁまぁ、いいじゃないっすか。ところで探すにしてもどうやって探すんすか?」
「あら...考えてなかったわ。どうしましょう!?」
「あ...じゃあ狩人にでも頼みましょっか?俺ちょいと話したことあるんすよ。」
「ほんと!?助かるわあ!じゃあお願いね!」
「はいよー!あー、もしもし?狩人??うん、俺..._」
ということで、狩人が白雪を探すことになりました。