第11章 ハッピーバースデー大作戦 <双子12歳>
「「圭人先生、終わったよ!」」
揃ってプリントを提出した双子に岡本先生はウインクを返す。
「じゃ、ちょっと待っててね?」
そう言って一旦職員室に戻った岡本先生はペットボトルのお茶を5本持ってきた。
「じゃ、あとよろしくね?
あっ、でも6時には終わるんだよ?
Happy Birthday, ladies!」
そういうと教室を出ていった!
「のんたんたち、お誕生日おめでとう!」
「これ、僕達から!」
そう言って、目の前にいる3人の女の子達に二人で焼いたクッキーの入ったラッピングを渡す。
中には有名な双子のリスのクッキー。
それを先輩たちは喜んで受け取ってくれて双子は満足そうに微笑んだ。
Happy Birthday! My dearest…!
<ハッピーバースデー大作戦 <了>>