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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


そう思ってたら、いきなり智が起き上がった。


俺を押し倒すと、繋がったまま俺の上に乗った。


「くっ…んんっ…あ…奥まで…キタ…」


「智っ…そんな一気にしたらっ…」


ズンっと根本まで智に包まれてた。


熱い熱いうねってる中に、急に放り出されてもう一回目の限界がきてた。


つながってる部分がはっきり見える。


反り返ってる智も一緒に見える。


そして、俺を飲み込んで気持ちよくなってる顔も。


全部、全部見えた。


「んんっ…智だめっ…」


智の腰が揺れだした。


「あぅ…雅紀のが俺の中にいる…」


嬉しそうに、確認する。


下のほうのお腹を撫でて、嬉しそうに笑う。


「ここにいるよ…雅紀…」


「バカ…なにエロいこと言ってんだよ…」


「だって…嬉しい…」


俺の胸板に両手を載せた。


愛おしそうに、俺の肌を手が滑っていく。


ゆっくり動いていた腰の動きが早められて、中もぎゅうっと締め付けられた。


「んっ…智…だめだよっ…」


心臓のドキドキが煩い。


耳から音が出てきそう。


喉がヒリヒリする…


「あっ…あ…さ、とっ…」


思わず腰を掴んで、大きく下から突き上げた。
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