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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第20章 グレイ scene2


「ち、違うからっ!」


ちょうどそこに飲み物が出てきた。


皆でグラスを手に持って、乾杯になった。


助かった…


お酒が進むに連れ、斗真と潤は俺達のわからない話を始めて。


隣の大野さんは眠そう。


わからないくせに相葉さんはちょいちょい話題に入っていって、話を引っ掻き回してる。


ちらちらと翔さんを見てると、やっぱりダルそうで。


ああ…言わんこっちゃない。


「翔さん、もう帰ろ?」


小さい声で言ってみたら、小さく首を振られた。


「大丈夫だから…」


そう言って立ちあがってお手洗いに行ってしまった。


暫く戻って来なくて、心配になって俺も席を立った。


二階のトイレをノックすると、内側から扉が開いた。


「あ、翔さ…」


ぐいっと腕を引っ張られて中に引きずり込まれた。


「ちょっ…翔さっ…んんん!?」


いきなり濃厚なキスをされた。


「ニノ…ヤバイ…欲しい…」


「えっ…ちょっと、待ってこんなとこでっ…」


「すぐだから…」


翔さんは本当に余裕がなくて、個室に俺を押し込むとすぐにズボンを下げられた。


「ひゃっ…」


いきなり後ろを舐められて、ビチョビチョにされた。


そのままぐいっと熱り立った翔さんが入ってきた。


「んんんーっ…」


声が出ないよう服の裾を噛んだ。


「ごめん…好きだ…ニノ…」


耳元で囁かれて、足の力抜けそう。


お互い身体が熱くなって、あっという間に果てた。


「翔さん…」


「お前が傷舐めてくれるから…我慢できなくなった…」


こつんとおでこをつけてくれた。
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