第18章 ポンパドール scene2

「ねえ…潤、初めてだよね？ココ…」


ガクガクと揺さぶられながら頷くと、智は一層腰を激しく打ち付けた。


「潤…俺だけのものだからね…」


「え…？」


「ここ、誰にもあげちゃだめだよ…？」


「当たり前だよ…智以外あげないよ…」


「潤…愛してる…」


ぎゅうっと後ろから突き上げられながら抱きしめられて、気を失いそうだった。


気持ちいいとかは、よくわからない。


だけど、智が自分の中に入ってる。


それだけで気を失いそうなくらい、嬉しかった。


「あ…智…おねがい…顔みたい…」


智は動きを止めると、入ったまま俺の身体を上にひっくり返した。


そのままぎゅうっと俺を抱きしめると、また腰を突き上げた。


「もう…潤の中、良すぎて腰止まんない…」


「智…ばか…」


「ばかっていうな…」


汗を俺にぽたりぽたりと落としながら、智は快感に埋まっていく。


智のお腹で俺が擦れて、もう達してしまいそうだった。


「ね…智、もう俺だけのものになって…？」


「潤…」


「お願い…もう、どこも行かないで…」


「潤っ…」


智がいきなり大きく腰を動かして、ガクガクと俺を揺さぶったかと思うと、ビクビクと体を揺らした。