• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


俺は茹だっていた。


「相葉ちゃん、コレは?」


「んー…その右上の方」


「ここ?」


片付けは順調に進んでるんだけど、頭に血が上って…


湯船に浸かって、片付けの指揮を取っているんだけど、すぐにもうめまいがした。


だって、リーダーが裸で…


目の前を前も隠さず、せっせと動いてて。


ぼーっとしてると、リーダーが俺を見つめた。


「どうしたの?相葉ちゃん」


「ん…?どうもしないよ?」


「顔、まっか」


「のぼせたかも…」


「え!?マジ?」


そういうと、俺の身体を抱いた。


「えっちょっと…」


抱いたかと思うと、上に引っ張りあげられて立ちあがった。


そのまま湯船の外まで引っ張られて、イスに座らされた。


「大丈夫?」


「大丈夫じゃない…」


いきなり裸で抱きつかれて、俺は放心状態。


肌と肌が密着した箇所が、熱い。


「まだだめ?」


そういうと、今度は腕を取られて風呂場から出された。


身体をバスタオルで拭かれて、バスローブを着せられた。


リーダーもバスタオルでさっと拭くと、それを腰に巻いて俺の手を取った。


「ベッド、いこ?」


ちょっと待てよ…


どこまで煽る気だよ…
/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp