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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


結局、リーダーにはかなわなくて俺の家にいる。


そして、今、なんとお風呂に入ってる。


泊まっていくんだって…


そりゃ、俺もリーダーも明日はオフだけど…


俺、どうするんだよ。


なんでうんって言っちゃったんだろ…


がくんと項垂れて、うーうーうなっていたら、風呂場から凄い音が聞こえてきた。


慌てて立ちあがって様子を見に行った。


脱衣所のドアをあけたら、そこには一糸まとわぬリーダーの姿があった。


「あっ!?ご、ごめん!?」


「相葉ちゃぁん…」


後ろを向いたけど、目に裸が焼き付いてしまった。


「な、なに?大きな音したから見に来たんだけど」


「ごめん…棚ひっくり返しちゃった」


正面のミラーサイドはシャンプーなどを置く棚になっている。


それを落としてしまったんだろう。


そろそろと裸を見ないように風呂場を見遣ると、面白いほどぐちゃぐちゃになってた。


「あ、大丈夫。次、俺入るから直しておく」


「なら、俺が直すから一緒に入ろ?」


「は?」


「相葉ちゃんは湯船にでも浸かりながら、どこに入ってたか教えてよ」


さらっというけどアンタ…


一緒に風呂なんか入ったら…



襲うよ?
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