第17章 ショコラ scene2
しどろもどろしながら家に帰った。
俺のフランクフルトは黒に食べてもらえなかった。
くっそ。
翌日起きたらまた雅紀はうつ伏せで丸まって寝ていた。
なんだか朝立ちしていた俺は、なんだかムラムラしてきてたまらなかった。
そろりと雅紀のパジャマをずりおろして俺のフランクフルトを当ててみた。
「ああ…」
やばい。ちょっとイケナイコトしてるみたいでやばい。
そっと後ろから雅紀を抱きしめて、身体をぎゅっと抱きしめてみた。
愛おしいなぁ…
なんでこんなに愛おしいんだろ。
ついでにフランクフルトもちょっとだけ押し付けてみた。
うーん…気持ちいい…
「雅紀…ね、雅紀…」
起きない。
もお…
「黒!」
ぱちっと目が覚めた。
「お前…もう…いい加減にしてくれよ…」
くーんと雅紀が鳴いた。
「朝から冗談キツイって…」
雅紀は首を傾げて俺の格好を見た。
「あっ…」
慌ててフランクフルトを隠したけど、じとっと見られた。
冗談は俺の方だな…スマン…
「ごめんて…その…我慢できなくて…」
雅紀は黙ってズボンを脱いで、四つん這いになった。
「え…?」