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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第17章  ショコラ scene2


また嬉ションしそうな勢いで窓の外を見ていた雅紀を必死で抑えながら、要人の家だったところを回った。


雅紀(黒)の反応から見て、多分間違ってないんだとは思う。


だけど、やっぱり黒は雅紀から出て行かなくて…


なにかやっぱ決定打がないとだめなのかな?


前の本物さんのときは、えっちしたら終わったけど…


あれから雅紀とはえっち…


そういえば、一方的に舐められただけでしてないかも。


いやいやでも。


俺とえっちしたからってなあ。


出て行かねえよな。


えっち…


ばかっ…俺のばかっ…


何で昼間の車の中でおっ立ててんだ…


「翔ちゃん?」


「んえっ!?」


「な、なんだよ…どうしたの?」


「い、いや。なんでもない」


「そう?なんか息荒いけど…」


「いや?そんなことないよ?」


「ほんと?」


「ほんとほんと」


コイツ最近耳まで良くなってきた。


すんっと鼻を鳴らすと、俺の膝から腿の方まで匂いを嗅いだ。


「翔ちゃん。勃ってる」


「うっせ!誰のせいだと思ってんだよ!」


「えー!?俺のせいなの?」


「いや…違うけど…」
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