第17章 ショコラ scene2
もそもそする感覚で目が覚めた。
「んぅ…?」
なんか、下半身がもそもそ…
って…
「オイ雅紀!」
雅紀が俺のを舐めてる。
「あ…ちょっ…おまえ…」
ぴちゃぴちゃ音を立てながら、雅紀が俺のを一心不乱に舐めてる。
「待って…ちょっと…も…」
ソファに掴まり、なんとか逃げようとするんだけど、雅紀の舌が気持ち良すぎて力が入らない。
こいつ、こんなにフェラうまかったっけ?
「あ…やべ…雅紀、出る…」
雅紀の動きが激しさを増し、舌が俺に絡みつく。
「あっ…うっ…だめだって…」
髪を掴んでも雅紀はやめない。
もうすぐそこまで俺は追い詰められた。
「も、あぁっ…だめだっ…うっ…」
雅紀の口にあっけなく俺は吐き出した。
「も、もう…なんだよお前…急に…」
雅紀は顔を上げると、べろんと口の回りを舐めて笑った。
なんの邪心もない、無邪気な笑顔だった。
なにそのさわやかな顔…
えっろいことしといて…
「バカ…舐めるのうまいんだよお前…」
「むふ…翔ちゃん美味しかった」
雅紀は抱きついてきて、頬を舐めた。
俺も雅紀の頬を舐めておいた。
今は雅紀と一緒に犬になってやろう。
「わん」
「翔ちゃん?頭おかしくなった?」