第17章 ショコラ scene2
「あっ…翔ちゃんっ…」
「雅紀ごめん…もうだめかも…」
「あ…いいよ…昨日もシたし…もう、挿れて…?」
昨日、生放送が終わって帰ってきてから…寝てる雅紀を襲ってしまった…
俺の性欲、どこまでいくんだろ…
指でなるべく雅紀が楽になるよう、そこを拡げてから自分を押し当てる。
「雅紀…いくよ…?」
「ん…翔ちゃん…来て…」
後ろから雅紀をぎゅっと抱きしめて、ゆっくりと腰を前に押し進める。
「ん…あっ…翔ちゃん…」
「あ、ああ…雅紀すげえ…」
何回入っても、雅紀の中はとても気持ちよくて。
やめられない…
全部入ってしまったら、雅紀の襟足にまた顔を埋める。
「雅紀…俺、ほんとお前のこと好きだ…」
「翔ちゃん…」
「ずっと一緒に居ような…」
「うん…ずっと、一緒に居てね…?」
どくんどくんと雅紀の中で俺が生きてる。
それがとてつもなく嬉しくて。
雅紀の一部になれたみたいで。
「翔ちゃん…大好き…」
「ん…俺も…大好きだよ…」
ゆっくりと腰を動かすと、雅紀の靭やかな肢体が揺れる。
汗が滴り落ちて、雅紀の身体を流れ落ちる。
それすらも芸術品に見えるほど、雅紀は美しかった。