第16章 グレイ scene1
「んんっ…ん…」
口にはニノがいる。
右手には智くん、左手には雅紀。
俺の股間には潤…
顎、いたい…ニノおっきい…
「ああ…翔さん、堪んない…」
ニノがいつもよりも男っぽく喘いでる。
いつも下の癖に…うう…
俺はもうスッポンポンなのに、皆まだ服を着ている。
なんで俺だけ…ううう…
「あ、翔ちゃ…俺、でちゃう…」
智くんが呻いて俺の手を外した。
えっ…えっ…どうするの?
「俺、上のお口で出してもいい?」
ニノがにやりと笑って俺の口から出て行った。
「やっ…あのっ…ふが…」
智くんは何の躊躇もなく俺の口に突っ込んできた。
あ…アンタもでかいんだよっ!
「智…こう言ってあげて…?」
ニノが智くんに入れ知恵してる。
ヤメろ…
「えっと…翔ちゃん、ミルクあげるよ~うっ…」
いきなり智くんが俺の口にぶっ放した。
「んうっ…んっ…うぅ…」
「んあっ…翔ちゃん…お口も上手だね…」
ごくんと飲み込むと、智くんは一つキスをして離れていった。
股間でいきなり潤が俺をじゅううっと吸いあげて、ものすごい変な声が出た。
「あああぇ?」
潤は俺をにぎりしめたまま再起不能になった。