第16章 グレイ scene1
「今更でしょ…?収録は俺達でフォローするから…だから、楽しもうね?潤…」
翔ちゃんがさらさらと潤の髪を撫でるけど、潤の涙は止らない。
「でも…翔くん…」
「潤…ほら、足開いて?」
リーダーが優しく潤の足を開く。
「ほら…こんなになってるじゃん…潤だってしたいんでしょ?」
にっこりと優しい笑みを見せると、ニノの顔を見た。
「潤くん…ここ蜜が垂れてますよ?身体は正直ですねえ…」
そう言ってぱくっと潤を咥え込んだ。
「ふっ…あっ…やんっ…ニノ!」
後ろ手に縛られてるから、潤は足をばたつかせて、身体を捩って逃げようとした。
でも後ろは壁。
翔ちゃんとリーダーが足を押さえつけて動けなくした。
「じゃあ俺は、こっちいただくね」
俺は立ち上がると、ジーパンのジッパーを下げた。
潤に歩み寄ると、モノを取り出した。
「潤…いい子だね…可愛がってくれる?」
優しく髪を撫でると、潤が泣きながら俺を見上げた。
「雅紀…」
「いい子だね…とっても可愛いよ…潤…」
潤の頭を押さえつけて、そのぽってりとした唇にモノを擦りつけた。
「ね…お願い…潤…」
切なげに言うと、潤の唇が開いた。