第16章 グレイ scene1
「ふふ…よく言えたね…好きだよ、翔」
「あっ…あっ…潤っ…俺も好きっ…」
「ああ…素敵だ…翔もっと淫らになって?」
「うっ…ん…やだもうっ…出る…」
「出せよ。ドスケベ」
「あっ…いやっ…ああっ…!」
翔の身体が反り返ったかと思うと、白濁が飛び出すのが見えた。
「あっ…あ…潤っ…」
翔くんの切ない声に引き寄せられるように、俺はベッドに歩んでいった。
「いい子だ…翔…」
ズボンのジッパーを下げると、自分の滾ったアソコを取り出した。
翔くんの顔の前に突き出すと、恍惚とした顔で、翔くんは俺を咥え込んだ。
「あっ…う…翔…凄い…」
「あふ…潤…美味しい…」
「凄いよ…翔の口…上手になったね…」
顎を持って上を向かせると、翔くんは微笑んだ。
「いいね…淫乱で…俺は好きだよ…」
翔くんは無心で俺を咥え込んで、なめまわしてる。
じゅぶじゅぶと淫靡な音を立てながら、口角からは唾液をこぼしてる。
「んっ…翔…どこでそんなの覚えたの…」
翔くんが俺を咥えたまま首を横にふる。
「俺、そんなこと教えたっけ?」
また涙目になって首を横に振ると、哀願するように俺を見上げた。