第16章 グレイ scene1

「わんわん」


楽しそうに言いながら、俺のパンツをずり下げた。


「やっ…やめてっ…」


慌ててスカートごと大野さんの頭を押さえたけど、遅かった。


「ああっ…」


俺が、大野さんに…


咥えられてる！！


なんだこれ…なんだよおっ…


涙がぽろぽろ溢れてきて、止らない。


股間では卑猥な音を立てながら大野さんが俺を咥え込んでる。


なんだか…


キモチイイ…


「や…やめて…？お願い…大野さん…」


やめて欲しいのに…俺の身体…オカシイ…


ビクビクと身体が震えて、もっともっとって思ってる。


ああ…もう、出したい…


「大野さんっ…出るからっ…」


そう言ったら余計に激しく舐められて…


何この人…ウマイんですけど…


「いやっ…お願いっ…あっ…」


じゅううって吸い上げられて、あっけなく俺はイッた…


大野さんは顔を上げると、わざと俺にみせつけるようにごくんと飲み込んだ。


「ばっ…」


もう声にならない。


大野さんは立ち上がると、白衣の裾をふぁさっと翻した。


そのままジーっとズボンのジッパーを下げた。


べろんとモノを出すと、にやりと笑った。


「俺の機関銃、舐めてくんねえ？」


「ばっ…バカリーダー！！！！」






end