第16章 グレイ scene1
「あ…松潤…勃ってるよ?」
大野さんが俺の耳元に囁くように言ってくる。
「ち、違う…あっ…」
スカートの中で、大野さんの手が俺の先端をいじいじしてる。
ペロッと大野さんが俺の顔を舐めた。
「ね…いい…?」
「な、なにがだよ!?」
言ってる間に、大野さんの指がナース服のボタンをぽちぽち外し始めた。
「ちょおおお!まじやめろって!」
ナース服の下には何も着ていない。
大野さんは服を開けさせると、その中に顔を埋め込んだ。
「やだっ…やめろって!」
いきなり乳首を舐められて、身体を得体のしれないものが走っていった。
「やっ…あぁっ…」
乳首舐められて感じたことなんかねえぞ…
なんだこれ…
大野さんの舌が、巧みに俺の乳首を舐ってく。
「い…や…やめて…?お願い…」
なんだか涙が滲んでくる。
なんで俺、大野さんにちんこいじられながら乳首舐められてんの…?
「わん…」
「え?」
「俺、イヌだから…ね?」
「な、何言ってんだよ…」
「バター犬だと思ってね?」
「はあああ!?」
大野さんは屈むと、俺のスカートに頭を突っ込んだ。