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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第16章 グレイ scene1


その目にぞくぞくした。


「…や…め…お願い…」


口ではそんなこと言ってるけど、ニノにメチャクチャにされたい。


乱されたい。


身体が疼く…


「なあに…?翔…何もしてないのに、感じてるの…?」


「あ…ち、がう…」


ニノの手の中にいる俺が、びくびくと震えてる。


ああ…もう…ああ…


「お願い…めちゃくちゃにして…?」


ニノが唇をべろりと舐める。


「…お望み通りに?」


そう言うと、手のひらの中の俺を弄び始めた。


「あっ…ニノ…好き…」


「翔…なんで俺のこと好きなのに、俺のものにならないの…?」


「ああっ…だって…」


「悪魔…」


ぎゅっと俺を握りこむと、自分のスエットをずり下げて、モノを俺の口元に突き出した。


「ほら、咥えろよ」


返事もきかず、ぐいっと俺の口の中にニノは埋め込んでしまった。


「んっ…んん…」


ニノの熱く滾ったそれは、俺の口のなかをいっぱいに蹂躙する。


「おら…ちゃんと咥えろよ…はみ出てんだろ…」


冷たい声なのに、俺は感じてしょうがなくて。


「あっ…」


ニノの手に、前触れもなく吐き出した。


「ド淫乱だな…翔くんは…」


いつの間にか背後には智くんが立ってた。


「でも…そんな翔くんが好きだよ…」


ちゅっと俺のおでこにキスをくれた。


「もう…大野さんには参るよ…」


ニノが智くんの肩を引き寄せた。


そのまま俺の頭上で熱いキスを始めた。


俺の口の中でニノがどくんと大きくなる。


とても幸せな気持ちで、俺はニノの裏筋に舌を這わせた。


びくっと身体が揺れて、俺の口にニノの味が広がった。





end
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