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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第16章 グレイ scene1


「ふふ…」


ニノが俺を見下ろして、不敵な笑みを浮かべた。


「え…?」


さっきのキスで、俺の身体には力が入らない。


ソファに沈み込むように座ってる。


ニノの手が俺のパンツのジッパーに掛かる。


「え…?ちょっと待って…」


「待てない」


そういうと一気にジッパーを降ろして、中に手を突っ込んできた。


「やっ…やめっ…」


ニノが片足をソファに載せて、俺に覆いかぶさるように身を乗り出してきた。


「あ…もう、すっごいことになってんじゃん…ココ…」


ニノの手に、俺の雫がぬるりとついた。


「…大野さんになにされてたのよ?」


真顔でニノが俺の顔を見る。


「や…だ…」


目をそらすとぐいっと顎を持たれた。


「何もされてねーのに、アンタのここはこんなになんのかよ…ドスケベ」


「やあっ…違うっ…違うもん…」


「じゃあ言ってみろよ…」


「キス…した…」


「それから?」


「乳首…触られた…」


「それから?」


「首、舐められた…」


「ふうん…」


ニノはにやりと笑うと、俺をぎゅっと握りこんだ。


「じゃあ、俺はもっとキモチイイことしてやるよ…」


冷たい目で俺のこと見下した。
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