第15章 インディゴ scene3
「ああっ…翔ちゃんっ…なにこれっ…凄いっ…」
雅紀があっという間に全部俺の中に入った。
いつもより、スムーズに中に入っちゃって…
解してもないのに…なんで…?
「翔ちゃっ…だめっ…そんな締めたら、すぐっ…」
「んーっ…んぅっ…」
智くんを口に含んだまま、身体が芯から熱くなる。
酸素が足りなくて、頭がぼーっとしてくる。
キモチイイ…キモチイイっ…
智くんが俺の顎を持って、顔を上げる。
じっと俺の顔を見てる。
「翔…凄くエロい…最高…」
「ご主人様…」
「うっ…あっ…だから、それやばいっ…」
智くんが俺の頭をがしっと掴んで、腰を緩く動かした。
「も…イきたいっ…」
俺は精一杯智くんを愛撫した。
ぐちゅぐちゅ音を立てながら智くんが俺の口を出たり入ったりする。
雅紀も下の口を出たり入ったり…
「あ…俺たち一つになってるね…」
雅紀が荒い息を吐きながら、俺の腰を持って突き上げる。
「んーっ…ううっ…」
鋭い快感が、お腹から頭まで突き抜けて。
視界が白くなってくる。
「ああっ…もうっ…翔っ…」
智くんがぐいっと俺の頭を持つと、抱え込むようにして自分の腰に押し付けた。
雅紀が俺を激しく揺さぶり始めた。
「翔ちゃんっ…なにこれえっ…も、だめええっ…」
叫ぶように言うと、腰をガツンと俺に当てた。