第15章 インディゴ scene3
智くんに抱っこされながら、プレゼントの箱を一個一個開けていく。
皆、俺のことを本当に考えてくれてるんだなってモノばかりで。
潤のプレゼントを開けてみたら、おまけみたいになにか小袋が入ってた。
「なんだろ…これ」
開けてみたら、ローターが入ってて…
「ちょっ…潤っ…」
慌てて袋に戻したけど、智くんにしっかり見られてて。
「ふうん…こういうの使ったことなかったね」
真顔で袋からローターを取り出して眺めてる。
「いっ…嫌だからねっ…そんなの」
「え?なんで?キモチイイよ?きっと」
「い、いやだって…」
智くんはリモコンを取ると、スイッチを入れた。
ぶうんと音を出して、ローターは震えだす。
智くんはにやっと笑って、俺の服に手を入れる。
「あっ…嫌だって!」
「ちょっとだけ、ね?」
俺の乳首を探しだすと、Tシャツの上からローターを当てる。
「あっ…あっ…やめてっ…」
振動がもろにきもちいいところに当って、あっという間に硬くなる。
硬くなると、余計に敏感になる。
「ああっ…いっ…いやああっ…」
「ちょっと智っ!なにおっぱじめてんのさ!」
雅紀がキッチンから怒鳴ってる。