第15章 インディゴ scene3
それからは、また俺達は恋人同士に戻って。
またお互いの家を行き来するようになったけど、集まるのは主に俺の家になって。
智くんの家には入れて貰えなかった。
なんで?って聞くと、俺の誕生日の準備は、智くんの家でやってみるみたいで。
「ねえ。なにを準備してくれてるの?」
「ないしょ」
そう言って教えてくれなかった。
それは、でも前みたいに淋しい秘密じゃなくて。
俺もほっこりとしながらその日を待った。
あんなことがあってから、嵐はまた絆が深くなったみたいで。
ニノや潤まで、なんだか加わって。
俺たち…ちょっとやばいんじゃねえのって…
でも、堪らなく居心地がいい。
楽屋に5人で居ると、誰からともなくくっついて。
ぎゅうぎゅうくっついて、離れない。
ニノと智くんが、抱き合ってると堪らなくかわいいし。
雅紀と潤が抱き合ってると、なんだかセクシーだし。
そんな皆を眺めているのも、とても幸せだった。
一つ困ったことは…
皆ですきあらば、俺をイかそうとする…
まじで体力なくなるから、やめてくれ…
気持ちいいんだけどさ…
やめて…?
お願いだから…