第13章 インディゴ scene2
散々ふたりにえろいえろいと言われても、よくわからず。
どうしていいかわからず。
集合時間になって潤も一旦戻ってきて。
「ああ~…ヤバイ顔して…」
「だろ?アノ時のお前くらいやばい顔してるよ」
潤がニノに肘を入れた。
「ごふっ…」
「雅紀、お前だろ」
「えー?なんのこと?」
しれっと純真な笑顔を振りまく。
悪魔…
「とにかくこんな顔のまま居られたら、穴だらけにされるから…」
潤が顎に手をあてて、考えこんだ。
マネージャーやスタッフさんを一旦楽屋から出し…
嵐だけでミーティングするからと鍵をかけ…
ニノがティッシュを持った。
「え…?」
「一発、抜いときましょうか?翔さん」
「え?え?ちょっ…」
智くんがずるりと俺のスエットを脱がせた。
「あ、やっぱりね…元気元気…」
「ごめんね…昨日足りなかった?」
雅紀がちゅっとキスをする。
「じゃあ、あとごゆっくり」
「俺たちこっちの部屋にいるから」
ニノと潤が去っていく。
「ま、待てお前ら…」
「はい、翔ちゃん、集中」
「や、やめろーーーーーー!」