第9章 きみどり scene4
「あっ…やだぁっ…智、欲しいっ…」
泣きながら俺に抱きついてきた。
「ひゅ~…やるねぇ~…」
「すっげ~リーダー、テクニシャン…」
「てめえら…」
「はいはい…見てない見てない」
さっさとソファの向こうへ消えた。
「かず…?大丈夫…?」
この期に及んでも、まだかずの身体が心配で…
「大丈夫だからっ…お願い…智…」
泣きながらしがみつくかずか可愛くて…
「じゃあ…誕生日プレゼント、ちょうだいね…?」
「うん…あげる…」
たっぷりとローションを塗って、かずの中にはいった。
「ああっ…さとっ…」
とろとろに蕩けたかずの中は、気持よくて…気持よくて…
「ああ…も、だめだよ…出そう…」
「さと…嬉しい…」
だって、俺だってかずを触りながら我慢してたんだもん…
すぐ出ちゃうよ。
「いいよ…智へのプレゼントなんだもん…一番、気持ちいい時にイって?」
「だめ…かずも気持ちよくならなきゃ…だめ…」
腰をゆっくりと沈めて、かずを握りこんだ。
「んっあっ…だめっ…そんなことしちゃっ…」
「なんで…かずも気持ちよくなってよ…」
「だって…すぐっ…」
かずの言葉を遮るように、手と腰を動かし始めた。