第1章 しあわせはここにある-parallel-
大野side
かずの手が俺を握りこんでる。
そこから熱が全身に伝わる。
お腹が熱い。
「智…愛してるよ…」
かずが囁いてくれる。
俺の身体が歓喜に打ち震える。
かずの可愛らしい口が、俺の乳首を口に含んだ。
それを舌で転がされると、身体が波打つのを止められない。
「はぁっ…かずっ…ああっ…」
たまらずかずの髪を掴んだ。
でもひっぱることなんてできない。
かずの舌は、そのままお腹を舐めた。
おへそを舐めて、また身体が反った。
「だ、だめっ…そんなとこっ…」
「なんで…?おいしい…」
そう言ってぐりぐりと舌を差し込んだ。
「やっ…やだってっ…」
身体を捩ったけど、やめてくれなかった。
「んんっ…やだぁ…かずのばか…」
「んふ…ばかでいいよ…」
かずの舌がまた動いた。
今度は足の付け根を通って、腿を舐めた。
「ふ…ぁ…」
腿の内側を舐められたら、ゾクゾクが足からアソコに集まった。
痛いほど勃った。
かずの手がまたアソコを握った。
「あああっ…んーっ…」
もうイってしまいそうだった。
こらえていたら、かずの口が俺を包んだ。
「あっ…だめっ…もう出るからっ…」
そういうと、かずはにこっと笑った。
「だして。俺、飲みたい」
「やあっ…だめっ…汚いからっ」