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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第7章 虫襖-ムシアオ-








「ニノ…」


ベッドに沈み込んで見つめ合う。


どんなに汚しても汚しても。


雅紀は汚れない。


そのガラス玉のような、綺麗な瞳で俺を映す。


そっと雅紀が俺の手を握った。


温かい手…


そのまま俺を引き寄せると、包み込んだ。


今だけ…


この時間だけ。


俺は全て許されたような気がして…


安らげるんだ…







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