• テキストサイズ

カラフルⅡ【気象系BL小説】

第6章 きみどりscene3


「いや。なんでもないっ…」


恥ずかしくて、空き缶を集めてキッチンへ逃げた。


水道で缶を流して袋に詰めてると、智がキッチンの入口で俺を見てる。


「な、なによ…」


「俺、飲んじゃった」


「え?」


「媚薬…」


「あ、あんたが飲んでどうするのよっ!?」


「えっ…これってかずが飲むの!?」


「ばっ…ばかっ…!そんなの知らないっ…」


智に近寄ると、既に目がトロンとしてて。


これはお酒のトロンじゃない…


「もう、効いてきたの…?」


「うん…じんじんする…」


そういうと、智が俺の手をとって、ソコへ手を持って行かれた。


触ったらもう、硬く熱くなってて。


ゴクリと唾を飲み込んでしまった。


「お前も、飲んで…?」


熱い息を首筋に掛けられて、吸い付かれた。


ちゅうっと音がしたかと思ったら、身体に鳥肌が出て…


俺も…待ってるんだ…


智にきもちいいことシて欲しいんだ…


「ね…?だめ…?」


俺に擦り寄りながら、内ももを撫でてくる。


それだけでアルコールで火照った身体は反応して…


「あ…あんたがどうしてもって言うなら…」


我ながら、素直じゃない…

/ 1015ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp