第6章 きみどりscene3
「どうしても。飲んで…?」
はぁはぁ言いながら、智が俺の手を引く。
リビングのビールのグラスに、小瓶から2滴ほど液体を垂らすと俺に差し出してきた。
一気に煽ると、智が笑った。
「こ、これでいいでしょ?」
「うん…こっち…」
また手を引かれて、寝室へ入った。
脱ぐのももどかしくて、お互いの着衣をはぎ取るようにして、裸になっていく。
「も、だめだよ…かず…触って…?」
むきだしになった智の熱いモノを手で触れると、いつもはそんな声をださないのに、声を上げて悦ぶ。
「ひあっ…かずっ…も、やばいっ…」
いつもより敏感になってるんだ…
俺はすぐに智を押し倒して、モノを口に含んだ。
「うっ…んんっ…ああああっ…」
ぎゅっと俺の髪を掴んだかと思うと、智は果てた。
口の中に、飲みきれないほど溢れてきて、口の端から漏れでた。
指で拭うと、智がそれを舐めた。
「あっ…」
「やべ…自分の舐めちゃった…」
「バカ…」
そんなこと言いながら、俺ももう身体が疼いてしょうがなかった。
効いてきたんだ…
酒を飲んでるから、回るのが早いんだきっと…