第6章 きみどりscene3
「んっ…あっ…あ…」
智の口のなかに、何度も白いのを出してしまって…
最後の一絞りを出したら、もう立ってられなくて…
ガクンと膝が折れるのを、慌てて支えられた。
「もう…だから言ったのに…」
「へへ…かず、美味しかった」
「もおっ…変態っ…」
目の端に涙が滲む。
最近、智からもらう快感が凄すぎて、自然に涙が滲むようになった。
「うれし…また泣いてる…」
目の端の涙を、唇ですくい取っていった。
もう…エロいんだから…
智の腕と胸に凭れながら、息を整えていると、智の手が後ろに伸びてきた。
「ちょっ…」
「ごめん…シたい…」
「だめだって…もうちょっと…」
「やだ」
ぐるっと身体を回されて、手を壁につかされた。
いきなり、後ろに生暖かい感触。
「やっ…やだっ…」
最近、よく舐めてくれるんだけど…
恥ずかしくてしょうがない…
「やだっ…汚いからっ…」
「汚くない…かずのだもん…」
息がおしりにかかるのすらくすぐったくて…
足に力が入らないのに。
壁についた手に、力を入れる。
「かず…」
立ち上がると、指を後ろに這わせる。
びくっと身体が波打った。