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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第6章 きみどりscene3









「んっ…」


かずがかわいい声を出した。


心臓がドクンと鳴った。


「かず…好き…」


「んんっ…そんなとこ…触りながらっ…言うなっ…」


壁についてた手に手を重ねる。


「ここ、ピクってしたよ?」


「あっ…触るから…」


リングの光る手をぎゅっと握ると、指を中に進めた。


「んうっ…」


あれから何回も身体を重ねたけど、やっぱり最初は慣れない。


ゆっくりと指を滑らす。


「ん…さとっ…」


「ごめ…やっぱ、ローションないと無理か…」


「やっ…あ…」


「ん?」


「……いで…」


「え?」


「抜かないで…」


耳まで真っ赤にして言うから、愛おしさがこみ上げてきて。


もう我慢、できない。


急いでズボンを下げて、かずの後ろに熱い塊を押し付けた。


「あっ…いきなり…」


「あ…ごめん…」


俺の先走りを塗り付けて、少しずつかずの後ろを慣らす。


「あ…や…だ…」


「ごめん…あ、そだ…」


かずの身体を抱えると、キッチンまで移動して、オリーブオイルを手にとった。


「えっ…それ、使うの?」


「うん」


手のひらに出して、人肌に温める。


和也を冷蔵庫に押し付けると、指を後ろに這わせた。
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