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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第4章 灰紫


ギリっと智を縛ったロープの音が聞こえた。


「うぁ…潤っ…待って…動かないでっだめっ…」


「リーダー…好き…俺、ずっと…好きなんだ…リーダーが誰を好きでも俺、構わないから…」


「潤っ…だめだって…俺、翔ちゃんがっ…翔ちゃんしかっ…」


「あぁ…リーダー…ねぇ…ちょうだい…俺に出して…?」


潤が身体を丸め込むと、智の胸に舌を這わせた。


腰を動かしながら、智を愛撫する。


「んっ…あ…潤っ…やめてっ…」


そういいながらも、だんだん智の腰が動き始める。


無意識に動かしてる。


「んっ…あっ…リーダーっ…もっとぉ…」


薬のおかげで、潤がトロトロに融けてる。


俺は潤の背後に回ると、潤の綺麗な背中にキスを始めた。


「あんっ…翔くんっ…気持ちいぃっ…」


ビクビク身体が震えたかと思うと、智くんが呻く。


「潤っ…だめっ…締まるっ…」


智の胸板に、潤が両手をついた。


「ぁ…も…イっちゃう…リーダー…ちょうだい?一緒にイこ?」


激しく腰を沈めながら、潤が囁く。


「ぐっ…んっ…潤…潤…」


動けない智くんは、目尻から涙を零した。


俺は、智の足の間に入って、繋がってる部分を見ながら、智の陰嚢を揉み始めた。

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