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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第4章 灰紫


俺は無言で潤の顔をみた。


恍惚とした表情を浮かべて俺を見上げてる。


「翔くん…動いて…」


俺の肩に手を回すと、そのまま俺の肩口に唇を這わせてきた。


「ん…潤…かわいがってやるよ…」


ゆっくりと腰を動かし始める。


潤の中は、熱く爛れていた。


すぐに持って行かれそうになる。


「あ…んっ…翔くんっ…翔くんっ…」


「ねえ、潤。もうイっちゃう?」


「イっちゃう…翔くんのでイっちゃうっ…」


「智のでイきたいだろ…?」


智が顔を上げた。


「翔ちゃん…」


信じられないって顔をした。


「潤、智に跨がれる…?」


「あ…いいの…?」


「いいよ…」


ずるっと潤の中から出ると、俺はゴロンと横になった。


潤がふらふらしながら智の上に跨った。


「潤っ…」


「リーダー…好き…お願い…一回だけ…ちょうだい…?」


潤に見つめられて、またあの目をした。


何も答えない智を、潤はゆっくりと飲み込んでいった。


「うっ…あぁ…リーダーっ…」


「やっ…だっ…潤、待ってっ…」


智の静止も聞かず、潤は根本まで智を飲み込んだ。


「んっ…あぁ…リーダー…嬉しい…」


涙を流しながら、潤は喜んだ。
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