第3章 萌葱-moegi-
俺を突き上げながら、モノを扱かれて…
「あっ…う……んっん…」
声が出る。
感じてないのに…
「はぁっ…ホラ…出してよ…見せて俺に…」
「やだぁ…」
身体をよじろうとしても、腕で抑えこまれてできない。
足を閉じようとしても、絡め取られててできない。
熱が上がってくる。
後ろの異物が、突き上げてくる度に身体が跳ねる。
それは強烈な快感を伴った。
なんで…?なんで?
感じたくないのに…
「うっ…智っ…女みたいだよ…凄い締めてる…」
「やだぁっ…俺はっ…男だぁっ…」
涙が出てきた。
もうわけがわからない。
突き上げてくる熱と快感がもう俺を捉えた。
「うっ…ううっ…あ…」
「智っ…ああっ…ね、一緒にイこ?」
「やだぁっ…やだぁっ…」
手の動きが止らない。
突き上げてくるモノが、俺の快感を増幅するところを衝く。
「あぅっ…いやぁぁぁっ…」
「さ、としっ…」
「ばかぁっ…」
俺は堪らずそいつの手の中に放った。
身体から力が抜けて、ベッドに倒れこんだところに、激しく腰を打ち付けられて…
あいつも果てた…