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カラフルⅡ【気象系BL小説】

第3章 萌葱-moegi-


「感じるかよっ…こんなことされてっ…」


ベッドに顔を押し付けながら、お腹の圧迫感に耐えていた。


「ふーん…」


手が俺を握りこんで扱きだした。


「あっ…やだっ…やめろっ…」


「ふふっ…腰、揺れだしたよ…」


血液が集まっていくのがわかった。


どうして…


こんなことされてるのに…


やがてそれはあいつの手の中で勃ちあがった。


握りこんだまま、そいつは俺の中でゆっくりと動き始めた。


グラインドする腰と俺の尻が当たる音とベッドの軋む音。


奥歯を噛み締めても、聞こえてくる繋がっているところの音。


全てが嫌になった。


どうでも良くなった。


体中の力が抜けると、俺はベッドに沈み込んだ。


なのに、俺の中心は熱をもって今にもはちきれそうだった。


「なに休んでるんだよ…っ」


身体を持ち上げられると、そいつの膝に抱え上げられた。


そのまま大きく足を開かされて、俺を握られた。


俺はそいつに上半身を預けて、なされるがままになってた。


どうでもいい…


早く終われ。


気持ちよくもなんともない。


お前に感じてる顔なんてみせてやらない。
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